2020年09月02日 16:23更新
今年初めてのコメの品質検査が2日に上越市吉川区で行われた。
検査されたのは「五百万石」、「つきあかり」、「こしいぶき」、「わたぼうし」の4品種、約115.7トン。出荷したのは吉川区と大潟区の生産者13人。
米粒の胴割れや色合い、水分量などをみて等級がつけられるが、早生品種は検査された4品種すべてが一等米となった。
昨年は高温の影響で、ほとんどの品種が一等米の比率が過去最低に。JAや栽培農家にとっては品質のV字回復が至上命題ということだった。
JAえちご上越の岩崎 健二常務理事は「水分量は15%が適正。艶があり白濁していないものが良いコメ。くすんでいない玄米の艶が多くみられ一等が多そう。昨年の作柄を踏まえて土作りを見直した。土作り資材の購入費の助成など。今年は長雨が少しマイナス要因だった。フェーンが続く予報で晩生品種は入水など対策を。早生品種は刈り遅れないように注意しなければ」と話した。
今月中旬には主力の「コシヒカリ」が収穫のピークを迎える。
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