2020年08月30日 04:00更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」。8月30日からの放送は「みんなで一緒に旅行気分!」です。今回は上越市を飛び出して南魚沼市方面に。美しい景色やおいしいグルメをご紹介します。リポーターと一緒に旅行に行った気分になりませんか?
【日本三大峡谷 清津峡渓谷トンネル】
清津峡は信濃川の支流、清津川に沿ってできた渓谷です。雄大な景観美を作り出しているのは「柱状節理」。柱状節理は、柱状の割れ目のことで、火山の噴火で流れ出た溶岩が、冷えて固まる時に出来たもの。この柱状節理の美しさから、清津峡は昭和16年に国の名勝、天然記念物に、そして昭和24年には上信越高原国立公園に指定されました。トンネルは全長750mあり、途中に見晴らし所が3つあります。
古くから観光地としてにぎわっていましたが、徐々に観光客が減少。そこでアート作品をトンネル内に加え、2018年に改修しました。現在はインスタ映えスポットとして新たに注目されているんです!
さっそくトンネルの中入ると…ひんやりと冷たい空気が。トンネル内は日が当たらず、常に清流の涼しい風が吹きこんでいます。撮影したこの日も、外気温は32℃でしたが、トンネル内は常に21~24℃。まさに天然のクーラー!
第二見晴らし所に到着すると、なにやら銀色の大きな施設が。
実はこれトイレなんです。もともとトンネル内はトイレがなく、作ってほしいという要望があり、アート作品の一部としてトイレが制作されました。もちろん、ただのトイレではありません。なんと、トイレに入りながら景色を見ることができるようになっているんです。
最後のパノラマステーションで見えてきたのは・・・自然が作り出した渓谷美。
外の景色が水鏡に映しだされています。トンネル全体を潜水艦に見立て、潜望鏡のイメージで外の景色を中に入れた作品だそうです。SNSのインスタでもおなじみの場所ですよね。
日本三大峡谷 清津峡渓谷トンネル
清津峡は信濃川の支流、清津川に沿ってできた渓谷。雄大な景観美を作り出しているのは「柱状節理」。
■場所:十日町市小出
■営業時間:8:30~17:00(最終入坑 16:30)
■定休日:なし
■問合せ:025-763-4800
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