2020年08月13日 15:28更新
13日は盆の入り。上越市寺町では、朝から墓参りで先祖に手を合わせる人の姿がみられた。中には、県外から墓参りだけ済ませ、コロナ対策で実家に寄らずに帰るという人もいた。
今朝8時過ぎ、寺町2丁目の浄興寺。高田地区は小雨が降るなど不安定な空模様だったが、家族連れなどが次々と墓参りに訪れた。
訪れた人は「毎年来ている。墓参りをするとホッとする。今年のお盆はあまり外出できないので家でのんびりしたい」と話した。なかには、群馬県高崎市から今朝寺に入り、墓を掃除する人の姿もあった。夫婦は「実家に寄らず、親に会わないよう帰る。コロナに気を付けなければいけないので仕方がない」と残念そうな表情で話した。
また訪れていた男性は「長男が東京にいる。今年は本人も帰らないというので、家族バラバラのお盆。普段は和気あいあい楽しい時期なのに最悪」と話していた。浄興寺によると、今年は15日と16日が土日のため、墓参りは分散するのではとみている。境内では13日(木)と16日(日)の2日間、午後6時から8時30分まで500個近い灯ろうが灯される予定。
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