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Drコトーに学べ!高田高校でメディカル講演会

2020年07月08日 18:09更新

地方での医師不足が課題となる中、沖縄県八重山諸島の診療所で働く青年医師とオンラインで結び「地域医療」について学ぶ講演会が7日に県立高田高校で行われた。

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講演会は将来医師を志す生徒に地域医療の実際を知ってもらおうと開かれ、1年生の理数科と2年生のメディカルコースなどから約60人が参加した。

講師を務めたのは沖縄県波照間島の診療所で働く30歳の竹川賢太郎さん。竹川さんは県内の高校を卒業した後、秋田大学医学部を経て、小児科を志し沖縄県の医療センターに就職した。沖縄を選んだ理由は充実した初期研修を受けられるから。2年前からは、人が住む島としては日本最南端にある人口500人足らずの波照間島の診療所に勤務している。

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竹川さんは小児科にとどまらずあらゆる患者に対応している。竹川さんは「アクセスの悪さがこの島の医療の特徴。島に医者は自分一人だけ。自分の治療の遅れなどが島民の命を左右することに重い責任を感じるが、その分達成感も大きい」と話していた。

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生徒は究極の地域医療といわれる離島での様子を真剣な表情で聞いていた。

講演会を聞いた生徒は「過疎地では医療の質が低くなってしまうと思っていたが、地域に密着できてそのような医療の在り方もあると思った。将来医師になったら一度はへき地で働いてみたいと思っているため、具体的な姿を見ることができてよかった」「地域医療はこれから考えていかなければいけないことだと思っている。現場で最前線で働く方の話を聞いて将来への考え方が深まった」などと話していた。

高田高校では今後も医療に関する学習を進めていく。

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