2020年06月26日 18:19更新

上越市内の飲食店などで毎年行なわれる地産地消推進キャンペーンは、これまでの地場産野菜だけでなく今年から魚や肉なども加わることになった。期間もこれまでの1か月から2か月半に伸ばして8月に始まる。  

これは26日に開かれた上越市地産地消推進会議で明らかになった。地産地消推進キャンペーンは5年前にはじまり去年は市内の飲食店32店が参加した。

これまでは対象の食材を地場産野菜に限っていたが今年からは地場産の水産物、畜産物、さらに地場産食材の加工品まで拡大する。また利用者から1か月の期間では短いという要望があったことを受け今年は8月10日から10月31日までの2か月半に拡大する。

キャンペーンの特典は参加店で地場産の食材を使った料理を注文すると500円につき1個のスタンプがもらえる。スタンプ1つから3つまで集めると参加店共通の商品券500円から最大で3000円が当たるキャンペーンに応募できる。

会議では「2か月に拡大したことはありがたい。8月いっぱいだとメギスなどの魚が禁漁になるので、10月末までなら上越野菜と魚を合わせた料理もできるのでは」という意見が出た。

上越食品衛生協会高田支部の湯沢雅彦理事は「コロナ禍で地産地消が改めて注目されるようになった。地域の助け合いにもつながることなので是非参加してほしい」と話した。地産地消キャンペーンは8月10日から始まる。