2020年05月13日 16:00更新

感染症対策に役立ててもらおうと信越化学工業の直江津工場が13日、上越市に次亜塩素酸ナトリウムの水溶液を寄付した。

信越化学工業が贈ったのは次亜塩素酸ナトリウムの5％溶液、約10トン分。容器のポリタンクは使いやすいようにと今回特別に作られたもので1個20ℓ、300個ある。 直江津工場では普段から次亜塩素酸ナトリウムを製造していることから今回の寄附となった。

次亜塩素酸ナトリウムは食品の除菌や清掃用として公立・私立の保育園、幼稚園、小・中学校、放課後児童クラブ、高田、直江津図書館などに配布される予定。

健康子育て部の大山仁部長は「公共施設などの清掃活動に役立てて頂きたい。市民の安全を守るためにも有効に活用していきたい」と話した。

きょうは他にもクリクラ上越から次亜塩素酸水溶液1本500㎖、900本が寄附された。市立幼稚園や小中学校に配布される予定。