2020年01月24日 04:37更新
楽しいのはスキー場だけじゃない!
ウインタースポーツを楽しむ外国人観光客に、スキー場以外の上越地域の魅力を伝えてもらおうと23日、妙高市赤倉で働く外国人を対象にした観光ツアーが行なわれた。
これは、「スタディツアー」と題して、県が初めて企画した。参加したのは、妙高市赤倉宿泊施設やスキー場などで働く外国人スタッフ14人。ツアーのねらいは、ウインタースポーツを楽しむ外国人観光客に、スキー場以外の上越地域の魅力を伝えてもらうこと。
ツアー一行は、えちごトキめき鉄道などで移動しながら、上越市、妙高市、糸魚川市の観光スポットに案内された。そのうち、妙高市の君の井酒造では酒蔵を見学した。参加者は吟醸酒や純米酒など日本酒の種類がいろいろあることを教わったあと、実際に飲み比べていた。
参加者は「日本酒はとても素晴らしい。口当たりがとてもなめらか。赤倉温泉で働いているが、なかなか機会がなかったので来れてよかった。ここは、人・景観・雪・酒がとても良い」と話した。また、君の井酒造の木賀誠さんは「田舎に来てもらってうれしい。これから多くの人に来てもらって、酒造りの現場を見てほしい」と呼びかけた。
このほか、上越市の料亭宇喜世や市立水族博物館うみがたりなどをまわった。参加者は「今まで行った水族館とは違い、シロイルカやペンギンがかわいいと思った。上越はこういう場所があると詳しく説明できるようになった。また来たい」と話した。また、上越地域振興局の桑原伸行さんは「外国人には日本の食や伝統など、日本独自のものがうけている。きょうの意見を参考にして、PRできるようなコースを作りたい」と振り返った。
※ご覧の記事の内容は2020年1月23日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 1月23日 19:00~1月29日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.