2020年01月06日 17:47更新
上越市では6日、市長が職員に向けて年頭の訓示を行った。また市民が参加する新年祝賀会が開かれた。
上越市役所では、係長以上の職員280人を前に村山市長が年頭の訓示を述べた。市長は、職員一人一人が財政健全化を意識するよう求めた上で次のように話した。
「現在、病気で休まれている職員も多くなっている。職員の心身の確保をやっていくため、仕事の進め方を見直しながら
時間外勤務の縮減に向けて取り組んでいく」。
続いて開かれた新年祝賀会では、2,300人が参加して、賀詞交換となった。
村山市長は「中山間地域では人口減少・高齢化でいかに集落・農地を維持するか、皆で知恵を絞らなければならない状況も点在している」と話した。
浦川原区から参加した市民は「子どもがいない町内は寂しいし、活気がない。地域の高齢者が子どもを見守るなど向こう3軒両隣で子育てを協力していくことが必要だと思う」。
牧区から参加した市民は「仲人という言葉は今流行らなくなったが、昔の世話人、おせっかい役のような結婚を勧めるようなシステムを集落のみんなでつくりあげていかないと、独身男性が多いままに……」と将来を危惧していた。
今年は五輪イヤーで、上越市にはホストタウンとしてドイツから体操・パラ柔道チームが合宿に訪れる。
ドイツ人で上越市国際交流員のディーツ・ヤニックさんは「いよいよ五輪イヤー。ホストタウンをきっかけに五輪後もドイツとの交流が続けばと思う。まずは五輪を全力で楽しみたい」と話した。
また今月誕生する新体操場「ジムリーナ」の関係者として、レインボージムナスティックス大潟の佐藤美和さんは「まず体操を市民の皆さんに知ってもらいたい。宙返りをしたいという大人の人もどんどん来てほしい。交流事業もぜひ携わってほしい」と話していた。
上越商工会議所の髙橋信雄会頭は「五輪特需にうまく乗せる!外から来る人はすごく魅力的なまちだと思うが、市内の人はなかなか気づけない。観光業界だけでなくそこに住む人が、まちの魅力を意識してもらう。それが地元経済の活性化につながる」と話していた。
※ご覧の記事の内容は2020年1月6日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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