2019年12月26日 16:09更新
小柄でも相撲愛はビッグです!
県立海洋高校相撲部の3年生、竹岡勇人(はやと)さんが、尾車部屋に入門することになり、年明け1月には序の口を目指して本場所の「前相撲」で土俵にあがる予定だ。
竹岡さんは東京都墨田区の出身、小学4年生で相撲をはじめた。
その後、6年生で海洋高校の合宿に参加したことをきっかけに、糸井川市立能生中学校に編入し、海洋高校に進学した。相撲部では、主に団体戦の先鋒として活躍。今年は、全国高校相撲十和田大会で団体2位に貢献した。今年1月には、尾車部屋に出向いて、当時の嘉風(よしかぜ)関、現・中村親方から、丁寧な指導を受けたことで入門を決意し、部屋の新弟子検査を受けたということ。
25日の会見には、中村親方が付き添い「(1月に来て)一度の稽古で、この子は真面目だなと。なんでも吸収したがる……」と竹岡さんの相撲にかける情熱を評価していた。
竹岡さんは身長173㎝、体重110㎏。力士としては小柄。「立ち合いから当たり押し出す押し相撲を目指す。強い力士になりたい」と意気込む。
親方は「小さい体で大きい力士を倒す。そうゆう醍醐味を感じて押し相撲のよい所を伸ばし、番付をあげてほしい」と期待する。
また両親は「(中高の)6年間、一度も辞めたいと言わず、ほんとに相撲が好きなんだと。人生に悔いのない思いで相撲界でがんばってほしい。家族でこの子の夢を追いかけて来た。番付をあげ地元に愛されるようになってほしい」と話した。
竹岡さんは「(海洋高で)厳しい稽古、指導をつけてもらい強い気持ちや折れない心を得た。東京にいるより(ここで)正解だった」「稽古に精進し、ひとりの人間としてしっかり成長できるよう頑張りたい」と決意を述べた。
竹岡さんは尾車部屋に入門した後、年明け1月に、さっそく序の口を目指して本場所の「前相撲」で土俵にあがる予定。
※ご覧の記事の内容は2019年12月25日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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