2019年12月11日 16:00更新
上越市立柿崎小学校と下黒川小学校の児童が11日、自分たちで育てたコメとダイコンを地元の朝市で販売した。
コメを販売したのは柿崎小学校の5年生44人。5年生は春から学校の田んぼでコシヒカリを栽培し、この秋に120㎏を収穫した。一部はすでに親子活動の食事で使ったが、自分たちで育てたコメをもっと多くの人に味わってもらおうと今回朝市で販売することにした。
児童は「甘くてもっちりふっくらしたおいしいお米」「がんばって育てたのでおいしく食べてほしい」と呼びかけていた。
児童がつけた値段は、破格の1㎏300円。開店前から大勢の人が行列を作るほどの人気で用意した80㎏のコメは約10分で完売した。
5年生に息子がいるという買い物客は「甘いご飯だと聞いている。味わってみたい」と話していた。
一方、柿崎小学校の店の隣では下黒川小学校の2年生5人がダイコンを販売した。2年生は地域の人たちの協力を受けダイコンやニンジン、ブロッコリーなど17種類の野菜を栽培している。
店には前日に収穫したダイコン130本が並べられ、大きさごとに1本20円から70円で販売した。
また、店先では学校に関するクイズやゲームで買い物客を楽しませた。
2年生に孫がいるという買い物客は「しばらく料理を楽しみたい。孫が作ったダイコンで幸せになれそう」と喜んでいた。
2年生の児童も「みんなに楽しんで買ってもらえた」と満足そうだった。
こちらも予定していた時間内にすべて売り切れた。
なお、この日の売上金の使い道は、いずれもこれから児童が話し合って決めるという。
※ご覧の記事の内容は2019年12月11日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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