2019年12月05日 18:30更新
雪の下り坂も安心です!
上信越自動車道の上越JCTから信濃町ICの間が5日から全区間4車線となった。4車線化になったのは、上信越自動車道の上越JCTから信濃町ICまでの37.5㎞。完成には平成24年から7年かかった。去年12月にはこの区間の8割、28.7㎞が先に4車線したが、今回下り車線の3か所、あわせて8.8㎞の工事が完了し、全区間で4車線となった。写真は妙高高原ICから妙高SAまでの下り区間。ここは標高差が200m弱と勾配がきつく、対面走行の時は冬の氷結、圧雪などでドライバーには慎重な運転が求められた。4車線化によって走行の不安は大幅に減るとみられる。
NEXCO東日本によれば、上信越道が開通した平成11年以降、去年9月までの暫定2車線では中央分離帯を突破し、反対車線に飛び出す事故が70件発生し、うち13件が死亡事故だった。また雪で大型車などが坂をのぼれず、車線をふさいで後続車がたまる事案も過去10年で55回あった。その後、去年12月の一部4車線化以降は、死傷に至る重大事故が約6割減少、事故による通行止めの割合も約2割減少したという。また豪雪時のスリップや登坂不能による通行止めも半減し、さらにGWやお盆などの渋滞も大幅に緩和された。
※ご覧の記事の内容は2019年12月5日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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