2019年12月05日 18:28更新
芸術作品をみてそのイメージからカルタを作る、ユニークな創作活動に、上越市の小学生が4日に挑戦した。
この催しは「ヨリ・ミチ図工室」というもので、上越教育大学と小林古径記念美術館が共同で開いた。市内の小学校3校から23人が参加した。
まず、芸術作品を絵札に見立てたカルタ遊びからスタート。読み札の言葉をヒントに当てはまる絵札を探すゲームだ。
児童はカルタで遊んだ後、自分たちでも同じようなカルタをつくろうと、県立近代美術館の巡回展会場に移動。
はじめに、展示されている作品をじっくり鑑賞した。
気に入った作品をみつけたらイメージをふくらませて、読み札を考えた。
会場では、県立近代美術館の学芸員も加わって、カルタづくりをアドバイスしていた。
取り組みのねらいについて宮下学芸員は、「ばくぜんと見る人が多いので、細かいところも具体的に見てもらうため。自分で見て自分で考える。人によって見かた感じ方が違うこと学んでほしい」と話していた。
「ヨリ・ミチ図工室」を企画した上越教育大学大学院の五十嵐史帆准教授は、「子どもたちが美術を身近に感じてくれたら」「これをきっかけにいろいろな作品を見たり作品を作りにチャレンジしたり、美術館に行ってみたい、作ってみたい、絵を見たいと思ってもらいたい」と期待している。
※ご覧の記事の内容は2019年12月5日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 12月5日 19:00~11日 19:00まで)
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