2019年11月21日 14:29更新
上越市老人クラブ連合会は、メンバーが育てたパンジーなどの鉢植えを上越市内35の福祉施設に順次寄贈している。毎年、お年寄りに喜ばれる取り組みだが今年が最後となる。
上越市老人クラブ連合会では、毎年さくら園フラワーセンターと共同で老人施設へ花の鉢を贈ってきた。今年は上越市内35の福祉施設にパンジーとビオラあわせて600鉢を贈る。この取り組みは11年目だが、市の助成金が打ち切られたため、今年が最後となる。
上越市老人クラブ連合会の山口衛行会長は「楽しみにしていた施設が多かった、長年あったものを無くすのは寂しい」とこれまでの活動を振り返った。
この日は上越市の特別養護老人ホーム太陽と緑の家 今泉に20鉢が贈られ、利用者を代表して山本利江さんと西條シノさんが受け取った。西条さんは「嬉しい。花に水をあげて可愛がって、長く咲いてもらいたい」と話した。
太陽と緑の家 今泉の月岡仁一施設長は「花がスタッフと利用者のつなぎ役の意味もある。花の寄贈が有難かった。大事に育てていきたい」と話した。
山口会長は「毎日花を見て世話をするのが一番の楽しみだと思う。今後、行政の助けがあれば存続していきたい」と話している。花の鉢は施設の玄関や利用者の共有スペースに飾られるという。
※ご覧の記事の内容は2019年11月21日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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