2019年11月12日 19:36更新
上越高校サッカー部が、このほど行われた県2部リーグの順位決定戦で3位となり、1部リーグへ昇格を決めた。8チームで構成する1部リーグに上越勢が入るのは今回が初めて。
上越高校サッカー部は、今年18歳以下の高円宮杯サッカーリーグ、新潟県2部に所属し、新潟工業や東京学館などを破って、グループ4位につけていた。そして、今月4日に行われた順位決定戦で新潟産業大学附属と対戦。結果、PK戦で勝利を収め、リーグ3位となり1部昇格を決めた。
チームは創部4年目、元Jリーガーの藤川祐司監督の指導のもとリーグ4部から毎年昇格し、1部まで駆け上がってきた。上越勢の県1部入りは今回が初めてとなる。藤川監督は「プロと同様のトレーニングなど、総合的なトレーニングを行ってきたので力がついてきていて、うれしく思っている」と話す。
11日は、基礎練習やゲーム形式の練習が行われた。選手たちは県1部リーグよりさらにひとつ上、北信越リーグへの昇格を目指し練習を重ねている。
2年生の水野翼選手は「今は3年生が抜けて、新チームは課題だらけ。少しずつ進歩して、来年はプリンスリーグ(北信越リーグ)に昇格したい」と今後の目標を話した。藤川監督は「まだトップチームとは互角にできていないので、もっとトレーニングを重ね、他を圧倒できるチームにしたい」と今後を見据えた。
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