2019年10月18日 19:09更新
上越市教育プラザの周辺で18日昼まえ、イノシシが出没した。一帯には住宅や商店、保育園などもあり、一時騒然としたが午後1時すぎ捕獲された。
イノシシが最初に目撃されたのは、17日午後3時30分ごろ国府1丁目だ。約2時間後には、春日新田小学校の敷地で目撃された。警察などがパトロールに当たったが、イノシシは見つからなかった。
そして1日明けた18日午前10時20分ごろ、上越北消防署の周辺で再び目撃され、その1時間後には教育プラザ周辺に出没した。体長は1mほど。
一帯には住宅や商店、保育園などがあり、一時騒然となった。
警察や猟友会、市の職員が20人体制で捕獲に挑んだが…。
イノシシは関川を泳いで向こう岸へ渡った。
その後、住宅地そばの田んぼに現われ、警察などが追い詰める。
徐々に川岸へ追いこみ、午後1時過ぎに猟友会が捕獲した。人や建物などへの被害はなかった。
市によると、ことしイノシシの目撃件数は今回捕獲されたものも含め62件で、すでに去年1年間を3件上回っている。
上越市環境保全課の井守裕明副課長は「対策として、野菜や柿の実をしっかり片付けてほしい。万一イノシシを目撃したら、身の安全を確保して連絡してほしい」と話している。
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