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台風19号被害状況 名立区で大規模土砂崩れ

2019年10月15日 18:39更新

台風19号による上越市と妙高市での被害状況のまとめ。


上越市

14日午後3時現在、けがをした人は4人でこのうち一人は足の骨を折る重傷。 

建物の被害は、住宅が101件、住宅以外の建物が41件。このうち、名立区東蒲生田で発生した土砂災害では、山の斜面が幅120メートル長さ300ートルにわたって崩れ、住宅1棟が全壊した。住民にケガはなかった。

台風333

台風111

 台風444

台風222

床上浸水は、4件 床下浸水は、116件。 

河川の決壊は矢代川で発生したが、住宅への被害はなかった。矢代川では、右岸200mにわたって堤防が決壊し、現在、大型の土のう3段を積み上げる工事が進められている。

道路の被害は14日正午現在、323か所が確認されている。このうち40か所が通行止めとなっているが、いずれも迂回路があり市民生活には影響がでていないという。

学校、保育園、こども園の関連では学校施設、給食施設、通学路、放課後児童クラブなどに大きな被害はなく、15日から通常通りに運営されている。

台風の来襲に備え、上越市は全ての指定避難所129か所を開設した。一時、最大で約1,400人が避難した。


妙高市

14日午後7時現在、けがをした人はいない。

家屋の被害は、床下浸水が6件 屋根、外壁の破損が3件のあわせて9件。

道路の破損個所は21か所で9か所で通行止めになっている。このうち県道飯山斑尾新井線の通行止めでは、迂回路がないため土路や樽本など沿線の4つの集落合わせて17世帯23人が孤立状態となっている。

妙高市によると、車の通行はできないものの徒歩での通行は可能で電気、ガス、水道、電話も使える状態。食料もあるという。

現場の復旧工事は始まっているが、通行止めが長引くようであれば、住民と協議のうえ避難してもらうことにしている。

妙高市の学校や保育園に大きな被害はなく、通常どおり運営されている。

妙高市では避難所が20か所開設され、一時最大で約1,000人が避難した。

上越市、妙高市ともに被害状況の調査を継続中だ。


交通

北陸新幹線は長野から上越妙高の間で運転の見合わせが続いている。

JRによるとこの区間の運転再開は見通しが立たず、当面、運転の見合わせが続くという。

一方、金沢方面へは、15日朝から本数を減らし臨時ダイヤで運行が再開された。上越妙高発金沢ゆきの下りは1日6本。金沢発上越妙高ゆきの上りは1日5本の運行。

こうした運行状況は当面の間続くという。

土砂の流出により、一部の区間で運行を見合わせていたえちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインは、15日の夕方に通常運行に戻っている。

ただ、妙高高原から長野間のしなの鉄道は水害の影響で運休のまま。鉄道で上越から東京に向かうには、ほくほく線や信越線で上越新幹線を利用する方法がある。

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