2019年09月24日 16:52更新
どんな音だろう…?
上越市立南川小学校で24日、1年生が飼っているヤギの健康診断が行われた。児童たちはヤギの心臓の音を聴いてみた。南川小学校の1年生は命を学ぶ学習で、今年の春に生まれたばかりの仔ヤギ「ラッキー」を7月から飼育している。健康診断は映画「夢は牛のお医者さん」の主人公として知られる獣医、丸山知美さんが担当した。丸山さんははじめにラッキーの体温を計測。ヤギの平熱は38℃から39℃というが、体温計は人間と違い、お尻の穴で計測することに児童たちは驚いていた。
続いて、心臓、肺、胃の音を聴診器で聴き、健康状態を確かめた。ヤギは胃が4つあり、1つ目の胃の具合を診て健康度を確かめるという。最後に児童も1人ずつ聴診器を借りてラッキーの心音を聴いてみた。児童に話を聞くと「鼓動が早くてゴロゴロゴロと鳴っていた」「はじめは爆発のような音でそのあとに風みたいな音が聴こえた」「これからも大事に育てていきたい」と感想を話していた。
丸山さんはラッキーの健康に問題は無いと診断し、エサの草をたくさんあげてほしいと話していた。ラッキーは学校に来てから、体長が14㎝、体重も約10㎏増えたという。児童は2学期の間ラッキーの飼育を続ける予定。
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