2019年09月09日 16:46更新
リアカーを使った屋台で、お茶のみの場を提供するユニークな試み、リアカブミーティングが8日、妙高高原のいもり池で開かれた。
これがリアカーを使った屋台「リアカブ」。バイクのスーパーカブで引っ張り、どこでも出かけてお茶を提供できる。
きのうは、はじめてリアカブミーティングが開かれ、いもり池で夕方の2時間ほど、地元の人や観光客などにお茶を提供した。
リアカブを作ったのは、妙高市瑞穂地区にIターンして地域のこし協力隊として活動する諸岡龍也さん38歳。
「大阪から来てスーパーカブで田舎を走る憧れがあった。それを引っ張って、お茶飲んでいきなよというスタイルがいいなと思い…」
諸岡さんはリアカブを使ったお茶飲み活動を妙高わかもの会議に提案した。わかもの会議では地域づくりに役立つとして、早速、実現に動いた。屋台をつくる資金は、クラウドファンディングなどで寄付を募った。
寄付をした人は「外からきた若者がこうゆうことをやるのはとてもいい。若い人がおもしろいことをやるので年寄は応援しないといけない。どんどん若い人からやってもらいたい」と話した。
リアカブミーティングではお茶やジュース、漬物やおこわも提供され、見知らぬ人にも反応は上々だった。
集まった人は「すごい、画期的。みなさん良い方ですっと入れた。感動しました。妙高いいな、また来たい」などと話した。
諸岡さんは「こっちの人は奥ゆかしいので、こういう機会を与えるのが移住者の役目ではないか。今後も地元の人と仲良くできるツールとして使いたい」と話した。
リアカーの屋台「リアカブ」は、10脚の椅子を積み、セッティングは10分ほどで済む。妙高わかもの会議では、リアカブを無料で貸し出している。
詳しくはフェイスブックの「リアカブ屋台」で検索、または妙高わかもの会議までどうぞ。
※ご覧の記事の内容は2019年9月9日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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