2019年09月04日 08:35更新

 県の自殺対策推進月間にあわせて、自殺予防の街頭キャンペーンが上越市富岡のイオン上越で行われた。キャンペーンを呼びかけたのは、上越地域振興局や市の職員など約10人。

イオン上越店の買い物客に、ストレス度をチェックするチラシや相談会の案内などを配った。県によると、上越市で去年、自殺した人は36人で前の年より10人少なく、過去5年でもっとも少なくなった。
また妙高市は4人で、前の年より5人少なくなっている。しかし、10万人に対する自殺率でみると、上越市は平成29年で23ポイント、これは県平均より4ポイント、全国より7ポイント近く高くなっている。上越地域振興局の飯塚俊子課長は「平成29年、新潟県は全国の中でワースト6位という状況。それでも高齢者の自殺者数が減ってきている。ケアマネージャーや民生委員などの協力によって成果が出てきている」と話した。

こころの悩みや不安についての相談窓口は、インターネットで「こころの相談にいがた」と検索。

＜各相談窓口＞
■新潟県こころの相談ダイヤル　
　TEL  0570-783-025
■新潟県いのちとこころの支援センター　
　TEL 025-524-7700
■上越市心の健康セミナー
　TEL 025-526-5111

※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 9月3日 19:00～ 9月9日 19:00まで）