2019年08月02日 19:00更新
教育大学で高校生や保護者を対象にしたオープンキャンパスが2日、開かれた。オープンキャンパスは上越教育大学のカリキュラムや大学生活を体験してもらおうと毎年夏休みにあわせて開かれている。ことしは北は秋田県、南は愛知県まで700人あまりの高校生や保護者が参加し、キャンパスを見学した。そのうち、音楽棟にある個人練習室ではピアノを弾く高校生も。高2の二人は長野から来たと話し、「中学校のときの先生が上教大に通っていたので来てみた 。早く大学生になりたい。」と話していた。ある模擬授業では、教員養成大学らしく「子どもを惹き付ける良い教師とは?」がテーマに。正解のない問いかけに、参加者はスクリーンに示された「若さ」「笑顔」「聞き上手」など10個のポイントを重要度の高い順に並べながら、ほかの人の考えと比べていた。担当教授は「外面的要素よりも内面的要素を重視しているのがわかる。考え方、スキル、心がけ次第で誰でも子どもを惹きつけられる教師になれる」と参加者の将来の通学を促していた。
上越教育大学は卒業生の教員就職率が80.6%と全国の教員養成大学の中で第3位。特に小学校の教員を多く輩出している。来年度の募集人数は一般入試、推薦入試あわせて160人で、出願は推薦入試がことし12月6日から。一般入試は前期・後期ともに来年1月27日から始まる。大学では大学祭が行われる10月26日にもミニオープンキャンパスを実施する予定。
※ご覧の記事の内容は2019年8月2日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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