2019年08月02日 18:49更新
進路を考えるきっかけにしてもらおうと、上越市立直江津東中学校の生徒が2日、社会で働く卒業生から仕事のやりがいや苦労を聞く会が開かれた。
この取り組みは「ようこそ先輩」と題し、毎年、直江津東中学校の1年生を対象に行なわれている。この日は、学校の卒業生または縁のある人で現在20代後半の9人が「先輩」として招かれた。
「先輩」の職業は、看護師、保育士、教員、建設業などさまざま。生徒たちは講師ごとに設けられた部屋に入り、話を聞いた。
このうち看護師の池田美里さんは、上越総合病院で働いている。池田さんは小学4年生のときに、妹が病気で入院し、看護師を見ているうちに、同じ仕事をしたいと思ったという。
その後、専門学校にすすみ、1日10時間の勉強をして、念願の看護師になった。仕事では、新しい薬や医療技術など覚えることが多い。一方で、患者から「ありがとう」と感謝されたり、退院した患者がわざわざ病院に来て「また会いに来たよ」と、元気な姿を見せてくれたりすることが、喜びにつながっているという。
池田さんは生徒に対して、勉強や部活を続ける努力の大切さをあげながら、毎日患者と接している経験から、友達や家族には優しく接してほしいと呼びかけた。
看護師を目指しているという生徒は、「看護師は責任のある仕事だと感じた。努力を続けること、人との関わりを大切にしたい」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年8月2日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 8月2日 19:00~ 8月8日 19:00まで)
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