2017年03月15日 13:48更新

上越市在住の20代男性が、架空請求詐欺で35万円をだまし取られたことがわかり、上越警察署は捜査を進めている。

警察によると男性は3月12日、自宅のパソコンでアダルトサイトの動画を視聴中、表示されたバナー広告をクリックしたところ「登録が完了しました」「退会・誤作動はこちら」と合わせて電話番号が表示されたということ。

男性は誤作動であることを説明しようと連絡先に電話をかけると、電話口に出た男から「登録料と年会費が発生しています。一括で全額払えば年会費は返せます」と言われ、同日のうちに上越市内のコンビニエンスストアで電話口の男から指定された支払番号を店員に伝え、インターネットショッピング代金として２回にわたり、現金35万円を支払った。

支払い後に金額に不審に感じ、インターネットで犯人の会社名と電話番号を検索した結果、詐欺の書き込みがあったことで被害が発覚した。

警察では、電子マネーの番号を聞き出す被害の他、今回のようにコンビニの店頭で支払番号を伝えて料金を支払わせるケースもあり、注意してほしいと呼び掛けている。