2019年05月04日 19:24更新
上越市、妙高市に隣接する長野県飯山市で、3日から「いいやま菜の花まつり」が始まり、約2,800万本の菜の花が見ごろを迎えている。
「いいやま菜の花まつり」は、毎年5月3日から5日までの3日間開催されている。まつり会場となる飯山市の菜の花公園や、その周辺には約2,800万本の菜の花が一面に咲いている。育てているのは、菜の花で地域を活性化しようと取り組んでいる市民団体「菜の花をさかせる会」のメンバー。会によると、咲いているのは、長野県の特産でもある“野沢菜”の花ということ。メンバーは、約14ヘクタールの敷地に昨年9月に種を蒔き、まつりの準備を進めてきた。今年は少雪で、菜の花が早く咲くと予想さえれたものの、開花をうまく調整し、まつりに合わせて見ごろを迎えた。会場には、屋台が並び、青空の下シートを広げて花見を楽しむ家族連れなどでにぎわっていた。
訪れた人は「初めて来た。菜の花が黄色い絨毯のように一面に咲いていてキレイだった。また来年も見に来たい」と話していた。
菜の花をさかせる会の会長 大平 孝之さんは「千曲川と山の残雪、菜の花のコラボレーションが見どころ。家族でのんびりと過ごしてもらえれば。満開の時にまつりが開催できてホッとしている」と安堵の表情を見せた。
菜の花は、5月10日ごろまで楽しめるということ。
まつりはあす5日まで。あすは、長野県出身のアーティストによるコンサートや子どもたちのダンスフェスティバルなどが行われる。
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