2019年04月24日 17:20更新

先週21日までの1週間に感染性胃腸炎の症状で上越市・妙高市の医療機関を受診した人の数が、国の警報基準の倍以上となる平均43.50人にのぼったことから、上越保健所では管内に引き続き警報を出し、注意を呼びかけている。

上越保健所によると、先週21日までの1週間に感染性胃腸炎の症状で、上越市・妙高市の医療機関を受診した人の数は261人で、平均43.50人にのぼった。

これは国の警報基準20の倍以上。

市内の保育園では集団感染が報告され、管内には引き続き警報が発令されている。

保健所では、調理や食事の前に手洗いをするなど基本的な予防に加え、感染性胃腸炎の症状で、おう吐や排せつがあった場合の処理は手袋、マスク、エプロンをつける、部屋の空気を入れ替えるなどして感染の拡大を防ぐよう呼びかけている。