2017年03月08日 11:51更新
ワイングラスで日本酒を飲んで美味しさを競う審査会「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017」が先月東京で行われ、上越市の
頚城酒造と
妙高酒造の銘柄が最高金賞を受賞した。
このアワードは日本酒の魅力を全国だけでなく世界にも広く発信するため大手清酒メーカーなどが年に1回開いている。専門家がブラインドで評価する全国規模のコンテスト。7年目の今年は過去最高の242の蔵元から673点のエントリーがあり、最高金賞34点と金賞160点が選ばれた。
メイン部門で最高金賞
頚城酒造「越路乃紅梅 特別本醸造」
1.800ml／2,376円（税込小売価格）
地元柿崎産の五百万石を100％使用。香りと味わいが評価され、２年連続でメイン部門で最高金賞を受賞した。
頚城酒造 八木崇博社長のコメント
「昨年に引き続き、最高金賞という形で評価頂いたことを、従業員一同大変嬉しく思っています。今後のより旨い酒造り、より良い製品づくりへの大きなモチベーションとなります。柿崎の自然の恵みにより、はじめて生まれる当蔵のお酒です。地酒蔵として、故郷の継続・発展にもっともっと貢献することができるよう努力を続けてまいります」
【頚城酒造】
上越市柿崎区柿崎5765 ℡025-536-2329
メイン部門で最高金賞
妙高酒造「特別純米 妙高山」
1.800ml／2,400円（参考小売価格）
メイン部門では初の最高金賞受賞。新潟県産にこだわった産地呼称協会認定の特別純米酒。米の馥郁（ふくいく）たる香りと膨らみのある味わい。
妙高酒造ではこの他、メイン部門で
「純米 越乃雪月花」が、大吟醸部門で
「純米大吟醸 妙高山」が金賞を受賞した。
妙高酒造 松田治久社長のコメント
「この度は、国内のメジャーなコンテストである「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」において、二年連続トリプル金賞及び二年連続最高金賞を受賞し、この上ない喜びです。これを機に妙高酒造も、当コンテストのコンセプトでもある「日本酒の広がりの為に超えて行かなければならない3つのボーダー」、すなわち若年層への啓蒙が必要だという「年齢の壁」、和食以外にも日本酒の相性は良いことを広めなければならないという「業態の壁」、そして文字通り世界へ羽ばたかせるために越えなければならない「国境」という壁を超え、さらに多くの方に楽しんでいただけるようさらに努力していく所存です。」
【妙高酒造】
上越市南本町2-7-47 ℡025-522-2111
※メイン部門・・・1.8リットル2,600円以下で中容量の商品があるもの 324点中18点が最高金賞
