2019年03月06日 08:07更新
妙高市立斐太北小学校の児童が5日、山梨県甲州市の小学生とTV会議でつながり、お互いの冬の暮らしを話し合った。
これは上越教育大学や山梨県立大学などが共同開発している学習システムを使って行われた。授業には、児童数の少ない小学校同士がインターネットで交流する狙いがある。この日は、斐太北小学校の6年生20人が甲州市立神金小学校の6年生とTV会議でつながり、上越の冬の暮らしを発表した。
発表では、冬のスキー授業を紹介したり、雪が積もらないよう信号機が縦になっている様子などを説明した。
甲州市は山間部にありながら、雪はあまり積もらないということで神金小学校の児童からは冬の過ごし方について質問があった。斐太北小学校の児童はタブレットを使って答えた。斐太北小学校の児童は、「神金小学校のまちのことや学校の様子がわかった。仲良くなれてよかった。」と話した。
この学習システムは現在も開発中で、来年度はAI、人工知能が授業の様子を分析し、教員をサポートできるようにしていく計画。上越教育大学大学院学校教育研究科の榊原範久准教授は、「普段は触れることのできない離れた場所の生活や暮らしの様子を体感でき、非常に価値のある学習になる。こういった学習を通していろいろな立場の意見に触れることで自分の意見を作り直していき、最善の解を見繕いだしていく力を子どもたちにつけてほしい。」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年3月5日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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