2018年12月22日 19:29更新
上越市と友好都市を結ぶ韓国浦項市の交響楽団と合唱団がこのほど来越し、22日上越市民吹奏楽団のクリスマスコンサートに特別出演した。上越市を訪れたのは浦項市立交響楽団の5人と浦項市立合唱団の3人。上越市と韓国南東部の浦項市は1996年に産業や文化、スポーツなど幅広い交流を図る「国際経済・文化交流共同宣言」に調印し、以来友好関係を深めている。交響楽団が上越市を訪れるのは平成16年の日韓フレンドシップコンサート以来、14年ぶり。今回は上越市民吹奏楽団のクリスマスコンサートに特別出演。観客約400人の前で交響楽団は木管5重奏、合唱団はソプラノとテナーの独唱などでクリスマスにちなんだ演奏を披露した。また本公演が始まる前にはオーレンプラザのロビーでミニコンサートが開かれ、地元団体とともに合唱団の3人が訪れた市民約260人の前で歌声を披露した。浦項市立合唱団でテノールのキム・サングォンさんは「とても楽しみにして上越に来た。久しぶりの文化公演の交流だったが、今後も交流を続けていければ。上越の皆さんにも浦項に来てもらい演奏してほしい。」と話していた。上越市によると今年度は上越市と市内の茶道団体が浦項市の花火大会に招かれたほか、近々浦項市との高校生の交流も行われる予定。
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