2018年12月21日 15:41更新
上越消防本部は高さ25mまで、ハシゴを伸ばして消火活動できる大型消防ポンプ車を導入し、21日、関係者に披露しました。
これが新しく導入された「屈折はしご付消防ポンプ車」。全長9mで6人乗り。はしごを伸ばすと、最大の高さ25m、また、停車位置から6m下まで届きます。ポンプ車の機能もあるので、単独で最大1分間、3千リットルの放水ができる。先端のバスケットには3人乗ることができる。
この消防ポンプ車は頸南消防署に配備される。頸南消防署の消防司令補 岡田俊介さんは「自らポンプを起動し消火できる・頸南では温泉地に有効活用できる」と話す。
現在、上越消防本部では、消防庁の方針にもとづき、石油コンビナートや化学プラントでの災害に対応できるエネルギー・産業基盤災害即応部隊、いわゆるドラゴンハイパー・コマンドユニットの編成を今年度末までに完成させる計画。
この部隊は日本海側唯一のもので、きょう披露された消防ポンプ車を含め、7台の車両で編成される。
今年3月には、1分間に8千リットル放水できる大型化学車が上越北消防署に配備された他、今後、部隊の中核となる大型放水砲を搭載したホース車と大容量の送水ポンプ車各1台が上越南消防署に配備される予定。
村山市長は「消防本部の新庁舎にユニットが整備される、日本海側ではじめて。いざという時に備えができ期待している」と話した。
※ご覧の記事の内容は2018年12月21日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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