2018年12月16日 21:04更新
上越市寺町3丁目の常顕寺で16日、水行が行われ、僧侶が冷水をかぶり今年1年の厄払いと新年の幸福を願った。
水行は、100日間に及ぶ日蓮宗の大荒行を終えた僧侶が、修行から無事戻ったことを地元に報告する儀式のひとつ。常顕寺の西山要穂住職も8年前に大荒行を終え水行を披露した。その後、檀家や信徒から「また水行が見たい」との要望があがったことを受け、おととしから寺の年末の行事として行っている。16日は県内外から集まった日蓮宗の僧侶8人が、ふんどし姿で水をかぶり、見守る信徒にかわって心身のけがれを払った。
このあと本堂で法要が営まれ、僧侶が木剣と呼ばれる札とお経の入った筒で信徒の体をなでて厄払いをした。
西山要穂住職は「お参りに来た人の心のアカが流れるよう水をかぶった。来年は平成最後の年で新元号スタートの年。みんなが笑顔でスタートできる年にしたい」と話していた。
法要のあとには菓子まきも行われ、参加者は来年1年の幸せを願っていた。
常顕寺の水行は毎年冬至の前の日曜日に行う。来年は、12月15日だ。
※ご覧の記事の内容は2018年12月17日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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