2018年12月05日 08:25更新

覚せい剤や危険ドラッグの恐ろしさを説明する教室が、4日、上越市立潮陵中学校で開かれた。

この教室は、保健体育授業の一環として、毎年全校生徒を対象に開かれている。4日は、新潟税関支署直江津出張所の市場健司所長が講師を務め、密輸される不正薬物やその危険性を説明した。

不正薬物のひとつ、覚せい剤は、使用すると陶酔感や気分が高揚する一方、効果が切れると幻覚や幻聴など精神病と似た症状が現れる危険な薬物。しかし最近では痩せる薬と偽って路上で使用を勧められるケースや、仲間内で面白半分に使うケースが増えているという。また、覚せい剤を国内に持ち込むため見知らぬ人に荷物を運ぶよう頼むやり口や、インターネットで不正薬物とは知らずに購入するケースも増えているという。

市場所長は、「自分には関係のない話と思わないで」と強く訴えていた。

 生徒は「あまり関係ないと思っていた。薬物をすすめられる機会があるかもしれないが気をつけたい。」と話していた。

※ご覧の記事の内容は2018年12月5日（水）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間5日19:00～12月11日19:00まで）