2018年11月08日 18:38更新
秋の味覚、自然薯の収穫を前に、今年のできを確かめるためし掘りがきょう上越市吉川区で行なわれた。
ためし掘りは頸北地区の生産者でつくる自然薯部会が行なった。この畑では、農事組合法人「中谷内」が2種類の自然薯を4,000本育ててきた。今年は、猛暑で降水量が少なかったため、生産者にとって初めてとなる水やりを2回したという。
自然薯は長さ80センチほど、重さは400グラム~1キロだと品質が高いとされる。きょうは大きいもので長さ90センチほどで、500グラムを超えていた。「味は悪くない。思ったよりもいいものが提供できる」と、自然薯部会の代表、高野富士雄さんは話す。
ためし掘りのあと、本格的な収穫は今月18日に行われ、首都圏に出荷される。また、今月23日と24日に地元の道の駅よしかわ杜氏の郷、来月1日、2日にJAのあるるん畑でそれぞれ販売される。
自然薯は清里区や大島区などでも栽培されていて、いずれも今月中に収穫されるという。
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