2018年07月30日 16:24更新
上越市内の企業がつくる優れた工業製品や特産品を認証する「メイド・イン上越」の今年度の認証品が決まり、30日に村山市長が事業者に認証書を贈った。
メイド・イン上越に今年度新しく認証されたのは、工業製品4点、特産品4点の計8点。
これは大潟区の製造会社、共和ハーモテックがつくる「ふとんかご」。金網の中に木材や石をつめて外壁などにできる。今年オープンした上越市立水族博物館うみがたりの入り口にも設置してある。
共和ハーモテックの取締役製造調達部 上野部長は「上越市立水族博物館に設置された金網はきれい。これがどんどん広まって上越市も一緒にPRできたら」と話した。
また、これは大潟区のいちご生産農家、「苺の花ことば」がつくる「苺の飲む酢」。上越産のいちごを三重県にある酢の製造業者に委託して製造している。香料や着色料を使用せず、いちご本来の味を楽しめるのが特徴。苺の花ことばの髙橋和樹さんは認証を受けて「うれしい。市場が広がり、自分のイチゴの味がもっと広まれば」と話した。
この他、すでに認証されている大杉屋惣兵衛の翁飴を改良した「柚子あま」、上越市環境衛生公社がつくる酒粕を使ったかまぼこなどが、認証された。
証書を渡した村山市長は「こういったものが地域にあることが市民一人ひとりが誇りに思って良い。技術を地域の力に変えて新しい街づくり・地域の産業に結びつけていければ」と話した。
今回認証されたのは下記の通り
【工業製品】
■共和ハーモテック「修景デザインフトンカゴ ディアシリーズ」
■新日鐵住金 直江津製造所「TranTixxii(トランティクシー)」
■ホンダウォーク「エンジン式薪割り機MS1700J」
■菱有工業「グラフトカーボン®面熱体ヒーター」
【特産品】
■苺の花ことば「苺の飲む酢」
■大杉屋惣兵衛「柚子あま」
■御母屋「よもぎ大福」
■上越市環境衛生公社「酒粕の力」
【地域の継承品】
■水滴 バテンレース
メイド・イン上越は今回の認証が加わって、114品、44事業者になった。
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