2018年07月25日 10:35更新
上越市の旧総合博物館に併設されていた小林古径記念美術館が、近くにある古径邸の敷地に移されることになり、24日工事の安全祈願祭が行なわれた。
小林古径記念美術館は、古径作品の展示施設として16年前、旧総合博物館とともに開館した。しかし今月23日、旧総合博物館が歴史博物館にリニューアルされたことに伴い、美術館を同じ高田公園にある小林古径邸の敷地に移転することになった。
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建物は古径邸管理棟の東側と西側にわけて作られる。西側の施設では、古径作品の常設展を中心に、上越ゆかりの作家の作品展なども開催される予定。東側には多目的室を設け、美術体験イベント、演奏会、講演会などが開催される。
施設の規模は約700㎡と移転前より大きくなるわけではないが、古径邸と合わせ、古径芸術の魅力を1か所で体験することができる。建物の工事費は約4億7,000万円。
24日は小林古径邸の敷地で、村山市長や工事関係者など約40人が参加し、工事の安全を祈った。
小林古径記念美術館のオープンは2年後の秋の予定。
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