2018年05月10日 16:43更新
10日の上越地方は寒気の影響で冷え込んだ一日となり、日中の最高気温は高田で13.1℃と、3月下旬並みの気温だった。
きょうは朝から雨が降ったり、止んだりの一日。高田の他は、安塚で10.9℃、妙高市関山で10.8℃を観測。各地で3月下旬から4月上旬並みの気温になった。
こうした中、上越市では軽装で業務にあたる“クールビズ”が始まった。
上越市はクールビズを平成17年度から導入している。きょう出勤時間の午前8時ごろの高田の気温は12.2℃。職員はネクタイはしないものの、上着を着る姿が見られた。
クールビズでは男性職員がノー上着、ノーネクタイ姿で業務にあたる。上越市役所ではクールビズを強制せず、職員の体調やTPOに合わせて実施することにしている。
午前9時ごろの庁舎内では、出勤時には上着を着ていた職員もノー上着となり、中にはクールビズを実施し、半袖姿の職員もいた。半袖の職員は「役所内は熱がこもる状態になるので、体感温度はクールビズの方が丁度良い」と話し、クールビズを歓迎していた。
上越市人事課 水澤弘光 副課長は「ノー上着、ノーネクタイを実施することで、事務効率を維持しながら執務できている。暑くなるのはもう少し先だが、積極的にクールビズを取り入れ、省エネや事務効率の向上を図りたい」と話している。
市では気温が上がるこれからの季節、クールビズと合わせ、庁舎内のエアコンを28℃に設定する。なお、クールビズは10月31日まで続く。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.