2018年04月25日 17:55更新
コーヒーで交流の輪を広げたい!
妙高市妙高高原地区に住む、野村功太朗さんがカフェ文化を地域に広めようと、コーヒーの無料提供などに取り組んでいる。
こちらはえちごトキめき鉄道妙高高原駅前から徒歩1分ほどの接骨院。
野村功太朗さん(31)
待合室にはコーヒーの香ばしい香りが漂う。豆から挽く本格派のコーヒーが無料で提供されている。コーヒーを淹れたのは、妙高高原の関川地区に住む野村功太朗さん31歳。
野村さんの出身は長岡市。豊かな自然の中で子どもを育てたいと考え、約1年半前、関川に移住した。現在はお茶の輸入販売などを営みながら、妻、長男、母と4人で暮らしている。野村さんはコーヒー好きが高じて、オーストラリアのメルボルンに行き、4年間カフェで働いた経験がある。同時に、カフェ文化のすばらしさに気づいたという。帰国後、野村さんは関川に移住して感じたことがある。
「この辺にはカフェがない。集まるきっかけを作りたい」と。
そこで、野村さんはコーヒーの魅力を多くの人に知ってもらう活動をはじめた。月に2回、この接骨院でコーヒーを無料で振る舞っている。接骨院の利用者には、はじめとまどいもみられたが、野村さんは飲む人の好みに合わせ、コーヒーの味を調整するなどして、今ではすっかりお馴染みに。
「一番目指しているのは、コーヒーを片手に交流が生まれること。皆さんにちょっとでも喜んでもらえれば」と。
野村さんはコーヒーを美味しく淹れる講座も開いている。また来月19日、上越市大町5丁目の旧今井染物屋のイベントでコーヒーを振る舞うということ。詳しくはインターネットで「妙高コーヒー」と検索。
※2018年4月25日(水)ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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