2018年03月24日 05:29更新
上越市子安にある金子高吉さんのお宅では、夫人の八重子さん手作りの人形展があす25日まで開かれている。
子安の交差点からバロー上越店方面に向かうと大きな看板が目に入る。金子高吉さんのお宅。
玄関をはいるとたくさんの人形が並んでいる。制作したのは、夫人の八重子さん。人形の数は本人もわからないほどで、もともとは老人施設に入っている八重子さんの母親に見せようと作りはじめた。
「母親が見ることで心が明るくなればとはじめた。人形を見ていると着物も顔も全部かわいい」
人形の衣装の袖部分は八重子さんの妹、紀子さんが作った。紀子さんは和裁の仕事をしていて、古い和服や余った布地を役立てたという。
また、夫の高吉さんは人形の土台を担当、枯れ枝や扇子、盃などを活かした。人形作りはやればやるほど全員が熱中し、完成度も高まったことから、今回、展示会を開くことになった。作品には八重子さんの友人や近所の人が作ったものもある。
八重子さんは「子どもには お母さん自己満足 と言われるが、それで良い。みなさんがかわいいといってくれれば一番うれしい」と話す。
手作り人形の展示会は3月25日日曜日まで。時間は午前10時から午後5時まで。
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