2018年02月23日 12:42更新
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上越市、妙高市、糸魚川市で導入が検討されている自動車のご当地ナンバーについて、名称を検討してきた委員会は名称を「上越」に決めた。今後、図柄などを決めたうえで、2020年度に「上越」ナンバーが誕生することになる。
ご当地ナンバーを「上越」に決めたのは、上越、妙高、糸魚川3市の学識経験者や商工関係者などでつくる上越地域ご当地ナンバー導入検討委員会。検討委員会ではご当地ナンバーの名称を「上越」に仮決定し、3つの市で「上越」がご当地ナンバーにふさわしいかアンケートが行なわれた。
それによると、住民の回答ではおよそ1,900人のうち、「賛成」が6 割を超え、「どちらでもよい」と合わせると9割以上にのぼる。一方「反対」はおよそ1割だった。
また事業所の回答では、約270社のうち「賛成」が7割を超え、「どちらでもよい」と合わせると9割を超える。一方、「反対」は1割を切った。
こうした結果を踏まえ、検討委員会では「上越」という名称は地域から理解が得られているとし、ご当地ナンバーにふさわしいとした。
検討委員会の梅野正信会長は「上越市という地域の名前ではなく、3つの地域を活性化させる名前ということを周知する広報活動やイベント活動を開いてほしい。また提案していきたい」と話した。
一方で、糸魚川の事業所の回答では43社のうち「賛成」が21社と5割を切った他、「反対」が10社と2割を超えた。他の地域と比べ賛成の割合が低い一方、反対の割合が高い結果になった。今後、ナンバープレートの図柄を決めるうえで課題が残った。
これについて梅野会長は、「子どもから大人まで笑顔になるようなデザインにしてほしい」と期待する。名称は3市の市長に承認されたうえで、来月、国土交通省に申請される見通し。今後、検討委員会ではナンバープレートの図柄を募集し、ことし12月までに決めることにしている。こちらも3市の市長が連名で国に申請する予定だ。
申請が通れば、2020年度に「上越」ナンバーが誕生することになる。「上越」ナンバーが導入された場合、車を買うと「上越」ナンバーになる。また「上越」ナンバーを希望する人は、お金を払うことでナンバーを「上越」に付け替えることができる。
※2018年2月23日(金) ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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