2018年02月22日 15:16更新
25日に開幕する「にいがた妙高はね馬国体」のジャンプ競技に、国体連続42回出場というレジェンドが挑む。
妙高市の清水久之さん57歳。清水亜久里選手、清水礼留飛選手の父としても知られている。清水さんが初めて国体に出場したのは新井高校1年のとき。以来、冬季国体のスペシャルジャンプや、クロスカントリーとの複合で競うコンバインドに連続で42回出場している。
国体での優勝は通算で13回を数え、レジェンドと呼ぶにふさわしい存在だ。現在は、新潟県スキー連盟のジャンプ部長を務めるなど指導者としても活躍。そんな大ベテランの清水さんでも地元開催の国体は別格だという。清水さんは、今大会ではスペシャルジャンプ成年男子Bに出場する。同種目には、かつて冬季五輪で活躍した荻原健司さんや、船木和喜さんも出場する予定だ。
本番を直前に控えた21日、会場となる赤倉シャンツェでリハーサルが行われ、清水さんをはじめ清水さんが指導する地元の若手選手も協力し、大会と同じように飛び、競技の進行に支障がないかを確認した。
清水さんが現役を続ける理由のひとつが指導者としての情熱だ。教え子たちの目の前で飛ぶ姿を直接見せることで、指導が伝わりやすくなるという。「一生スキーを脱ぐつもりはない」と断言。「ひとまわり年齢が下の葛西選手に気持ちで負けない。相手は自分。自分にとってこの国体がどうなのかこだわりたい」と意気込む。
にいがた妙高はね馬国体のジャンプ競技は、清水さんが出場するスペシャルジャンプが26日午前8時から。コンバインドジャンプが27日午前8時から。会場は赤倉シャンツェ。
※2018年2月22日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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