2018年01月12日 15:35更新
日本にスキー技術を伝えたレルヒ少佐の功績を称える顕彰会が12日、上越市金谷山で開かれた。
今から107年前の明治44年1月12日、旧オーストリア・ハンガリー帝国の軍人 レルヒ少佐が、日本で初めてスキー指導を行ったのが現在の上越市。この功績を称えて1月12日を「スキーの日」とし、毎年 顕彰会が開かれている。
きょうは、レルヒ少佐の功績を称えようと活動している「レルヒの会」の会員と、地元の上越市立高田西小学校の5年生、そして関係者など約100人が参加した。
レルヒ少佐が伝えた" 一本杖スキー"が、「レルヒの会」の会員によって披露された。式典で会の小堺昭一会長は「スキーの更なる発展に期待したい」と述べ、参加者はレルヒ像に献花した。
最後に、スキー発祥100周年の時に金谷山で採火された「日本スキー発祥の火」がレルヒ祭などの関係者に手渡された。
小堺会長は「多くの人に一本杖スキーを見てもらい、興味をもってもらいたい」と話した。
※2018年1月12日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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