2025年03月18日 09:34更新
高田城址公園観桜会が今月28日から始まるのを前に、サクラのつぼみの膨らみを確認する恒例の観察会が16日(日)に開かれました。
観察会は高田城址公園のサクラに関心を持ってもらおうと開花宣言をしている市民団体「エコ・グリーン」が毎年この時期に開いています。参加したのはおよそ20人です。園内にところどころ雪が残るなかソメイヨシノやシダレザクラのつぼみの膨らみを確認しました。
園内にはサクラの木がおよそ2200本植えられています。その多くがソメイヨシノで寿命は60年ほどです。「エコ・グリーン」の青木ユキ子さんは命を超えている木があること。夏の高温、雪の重みで傷んでいることを説明しました。
青木ユキ子さん
「(老木の)根の元を世話をする。肥料をあげたり土の状態を良くすると新しい枝が出てきて頑張れる」
参加者
「雪がたくさんあるので観桜会の開催に間に合うか不安を感じた。つぼみがまだ小さい出るのが遅いと感じた」
高田城址公園のサクラの開花宣言は忠霊塔の前にある樹齢100年以上の調査木で花が5つ以上咲いた場合に行なわれます。エコ・グリーンによりますとサクラは2月1日からの平均気温を足して300度から350度になると咲くと言われています。前日までの気温は合計134度でした。
日本気象協会によりますと今年の開花は去年と同じ来月5日と予想されています。
青木ユキ子さん
「花見になると花の部分を見るが、幹や枝などを見て咲いていく経過、芽がどのように出るのかを自分なりに見て楽しんでもらいたい」
エコ・グリーンでは高田城址公園のサクラの開花予想日を募集しています。予想が当たった人にはサクラにまつわる賞品がプレゼントされます。詳しくは青木さんまでお問い合わせください。締め切りは今月21日です。
■問い合せ:℡090-4661-4554
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