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あの日を忘れない祈り「勿忘の鐘」

2025年03月11日 17:40更新

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から11日(火)で14年が経ちました。上越市、妙高市ではいまも合わせて27人が避難生活を送っています。こうしたなか、地震の発生時刻に合わせ、上越市寺町2丁目の高田別院では震災を忘れないための「勿忘(わすれな)の鐘」が打ち鳴らされました。
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「勿忘の鐘」は、東日本大震災を忘れずに悼み、復興と支援の思いを未来につないでいこうと、震災の翌年、2012年に岩手県の寺で始まり、全国に広まりました。高田別院では、被災地の子どもを上越市に招く活動をしている団体「キッズふくしま」が震災の3年後、2014年から毎年この日に鐘を鳴らしています。

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11日は団体のメンバーや寺の関係者など10人ほどが集まり、震災が発生した午後2時46分から順番に鐘を鳴らして被災地に思いを寄せました。Still0311_00004 (1)

新潟県によりますと、東日本大震災で県内に避難している人は、2月末現在で上越市の22人 妙高市の5人を含め県全体で1755人います。

Still0311_00006 (1)参加者
「14年経ち忘れてしまうこともあるが、この鐘を通してあの日あの時を思い出して、今も苦しんでいる人に思いを寄せることになる」

 

Still0311_00007 (1)キッズふくしま 繁原立さん
「私たちは次に何ができるか、何をしなければならないか。原発の問題でも、何が問題で何が私たちの生活にかかわるのか、一人ひとりが受け止めて考えていかなくてはならない」

 

「キッズふくしま」では、学校の春休みに合わせ福島県いわき市の小中学生15人を招いて交流することにしています。

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