2025年03月06日 20:24更新
子ども目線が新鮮!
地域の魅力や課題を調べてきた妙高市立妙高小学校の6年生がまちづくりのアイデアをまとめ、学校に地域の自治会長などを招いて2月28日に発表しました。
妙高小学校の6年生15人は、今年度の総合学習で市内の魅力を探り、課題解決のためにどう生かせるか考えてきました。まず課題を調べ、人口減少や少子高齢化が進んでいることを知りました。
また地域の魅力も探ってきました。市内の清水ブルーベリー園を訪れ、摘み取ったブルーベリーでオリジナルスイーツづくりに挑戦したり、自然や山菜などを㏚する版画を作りました。
この日は学校に妙高地域の自治会長や塚田賢教育長などが招かれ、児童一人ひとりがまちづくりのアイデアを発表しました。
児童
「関山駅周辺に複合施設を作り、市内の温泉を日替わりで楽しめる足湯などがあったらいい」
「関山駅のイルミネーションをさらに盛り上げたい」
「(イルミネーション)春はピンク、夏は青・水色、秋はオレンジ・黄色、冬は白など、季節のイメージに合わせたライトアップをしたり、周りの店に協力してもらったら、たくさんの人に来てもらえる」
原通自治会長 宮下富男さん
「ライトアップの企画を提案する機会があれば参加してほしい。参加してもらえたら、また違った形にやり方も変わるのでは」
塚田教育長は「自分たちの考えを自治会長に聞いてもらう機会はなかなかない」としたうえで次のように話しました。
塚田賢教育長
「この版画がすごく価値がある。妙高市には足りないところや改善点がたくさんある。遠慮せず、素朴な意見でもどんどん話してほしい」
児童
「ちゃんと伝えられてよかった。一部のシーズンに限らず、たくさんの人が来て、妙高が活気づいてほしい」
「自分たちが行動を起こさないと実現しないことが分かった」
原通自治会長 宮下富男さん
「子どもたちの発想が素晴らしい。細かいところまで妙高の魅力を感じ取ってくれていた。子どもたちの気持ちを大事にして地域づくりに生かしていきたい」
七ヵ字協議会長 長田和弘さん
「地元のことを調べると興味も湧くと思う。いろいろな人に発信してもらえたら」
児童が作った版画は今後、妙高支社に展示される予定だということです。
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