2025年01月25日 00:00更新
上越地域の小中学生が冬休みに取り組んだ書き初めの審査会が、24日(金)から上越市で始まりました。
審査会は字を書くことの楽しさを知ってもらおうと、上越地域の国語教員などで作る「上越国語教育連絡協議会」が毎年実施しています。45回目の今年は上越地域や柏崎市、刈羽村、十日町市にある小中学校127校の小学3年生から中学3年生までが書いた1万1100点あまりが寄せられました。前回より800点ほど減りました。
審査ではとめ、はね、はらいなどの筆遣い、へんとつくりのバランスなど5つのポイントを評価します。
このうち小学6年生の課題「将来の夢」では、「夢」の上下の組み立てと文字が中心にきているかなどを確認します。 24日(金)は協議会のメンバーが1枚、1枚審査をしました。
作品は「優秀」、「優」、「良」、「佳」の4つに分けられます。「優秀」のなかでも優れた作品、およそ700点が「会長賞」に選ばれます。さらに会長賞の中から学年ごとに優れた作品を選ぶ1席から3席までが決まります。
上越国語教育連絡協議会 書写委員長 渡邉興勝さん
「1枚1枚の作品にその子の頑張りがあらわれている。書初めを通して字を書くことに関心を持ち、これからの人生のなかで手で字を書くことを大切にしてほしい」
審査会は25日(土)も行われます。審査された作品は認定証とともに、来月中旬から下旬に子どもたちに返されるということです。
また、今年は5年に1回行われる記念作品展が来月23日(日・祝)、24日(月・振休)に上越市市民プラザで開かれ、「会長賞」のおよそ700点が展示されるほか、1席から3席までの表彰式が行なわれます。
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