2025年02月01日 11:00更新
長岡市にある新潟県立近代美術館で企画展「皇室の名宝と新潟 ―皇居三の丸尚蔵館収蔵品でたどる日本の技と美」が、2月7日(金)から3月16日(日)まで開催されます。上越妙高タウン情報では、招待券をペア5組10名様にプレゼントします。詳しくは下記をご覧ください。
皇居三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれた美術品を保存し、調査研究、公開するために平成5年(1993)に皇居東御苑内に開館した「宮内庁三の丸尚蔵館」を前身とする施設です。
収蔵品は絵画、書跡、工芸品など、各時代分野を代表する名品が多く含まれ、その数はおよそ6100件に及びます。
令和5年(2023)に名称を新たに施設の一部がリニューアルオープン。さらに令和8年の全館完成までの期間中、多くの方々に優れた作品をご覧いただき、皇室や日本の文化に親しんでいただけるよう、これまで全国各地で収蔵品を紹介する展覧会が開かれてきました。
本展では近世絵画の名品をはじめ、近代の油彩画や日本画、工芸品などおよそ50件を展示され、皇室に伝わる名宝を通して日本美術の技と美の世界を知ることが出来ます。また、明治天皇の北陸巡幸写真パネル、新潟ゆかりの作家による絵画や工芸品なども展示され、皇室と新潟の関わりが紹介されます。
♦第一章 皇室に伝わった名品
国宝2点、重要文化財2点を含む古代から近世までの絵画や刀剣を展示します。「奇想の画家」と呼ばれる、岩佐又兵衛、曾我蕭白、伊藤若冲の3人が競演します。
国宝 伊藤若冲 《動植綵絵 雪中錦鶏図》江戸時代(18世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵
国宝 伊藤若冲 《動植綵絵 老松鸚鵡図》江戸時代(18世紀)
皇居三の丸尚蔵館収蔵
国宝の伊藤若冲《動植綵絵》(全30幅)のうち2幅を全会期展示します。
重要文化財 豪信《天子摂関御影 大臣巻》(部分) 鎌倉~南北朝時代(14世紀)
皇居三の丸尚蔵館収蔵
大臣80人の肖像画で、平清盛も登場します。今年度、新たに重要文化財に指定されました。
《太刀 銘 守家 (号 とくよう)》鎌倉時代(13~14世紀)
皇居三の丸尚蔵館収蔵
年始の祝いとして、徳川家康が上杉謙信に贈った太刀です。
♦第二章 近代日本絵画の精華
洋画黎明期の作品や近代日本画を展示します。土田麦僊、小林古径、岩田正巳ら新潟出身作家も紹介します。
下村観山《光明皇后》明治30年(1897)
皇居三の丸尚蔵館収蔵
仏教に深く帰依していた光明皇后の姿を描いた、青年時代の下村観山の代表作です。
♦第三章 皇室ゆかりの工芸品
金工品を中心に、近代の工芸品を展示します。
佐々木象堂《瑞鳥置物》昭和33年頃(1958)
皇居三の丸尚蔵館収蔵
佐々木象堂(佐渡出身)の蝋型鋳造の置物で、皇居宮殿正殿の棟飾りの原型となった作品です。
香川勝廣ほか《花唐草透彫水晶入短刀拵》明治37年(1904)
皇居三の丸尚蔵館収蔵
佐渡金山から採掘された純金が使用されています。
会期中は、関連イベントとして講演会や美術鑑賞講座、作品解説会、ワークショップが開催されます。また、声の大きさを気にせず鑑賞することができる「おしゃべりタイム」が親子ふれあいデー(2月9日(日)、3月9日(日))に実施されます。
このほか、外国人の方にポストカードのプレゼントや、国宝《唐獅子図屏風》の高精細複製品の展示があります。詳しくは県立近代美術館のホームページをご覧ください。
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■応募条件
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■応募方法
下記、応募フォームより必要事項をご明記の上、ご応募下さい。
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申込締切 2月7日(金)
※当選者へのチケット発送は2月10日(月)頃の予定です。
「皇室の名宝と新潟 ―皇居三の丸尚蔵館収蔵品でたどる日本の技と美」
■会期:2月7日(金)~ 3月16日(日) 会期中一部展示替えを行います。
前期:~2月24日(月・休) 後期:2月26日(水)~
■時間:9:00~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
■場所:新潟県立近代美術館(長岡市千秋3-278-14)
■休館日:2月17日(月)・25日(火)、3月10日(月)
■観覧料:一般1400円 / 大学・高校生1000円 / 中学生以下無料
※前売券はありません。
■県立近代美術館 HP:https://kinbi.pref.niigata.lg.jp/
■問い合せ:TEL 0258-28-4111(新潟県立近代美術館)
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