2024年04月29日 04:00更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」で放送中の「見て!触れて!食べて!遊ぶ!GW特集」では、休日に家族で楽しめる公園を特集しています。
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【大潟水と森公園】
上越市大潟区にある大潟水と森公園。今年で23年目を迎えます。鵜ノ池と朝日池という2つの大きな池に囲まれた自然豊かな公園で、数多くの生き物や植物が生息していることでも知られています。
作品名 左「みずっぱ」 右「もりっぱ」
園内にはカッパ伝説にちなみ、カッパのオブジェが18体配置されています。これは開園20周年に当たる令和3年に記念として上越教育大学の美術コースの方々に依頼して制作したものです。
今回はスタッフの久原泰雅さんとそれらを巡って公園内を散策します。
作品名「たまごカッパたまご?」
この作品は「きょうも新たらしい『いのち』が公園のどこかで生まれている」、その予感を「たまご」の形をしたカッパに託したものです。横にあるQRコードを読み込むと、どんな意図で誰が作ったかが見られるようになっています。一つひとつ、コンセプトを確かめながら作品を見つけるのも楽しみ方の一つです。
この公園に伝わるカッパ伝説を紹介した看板です。
いたずらなカッパがいて……ある日、1匹のカッパが馬洗場(うまあらじょう)で洗われている馬のしっぽを握っていると馬を洗っていた若者に見つかってしまいます。若者はカッパの頭の皿を割ろうとしますが、カッパが何度も頭を下げて謝るので許してやりました。以来、鵜ノ池にカッパは出なくなったという伝説です。
今では年に一度カッパと触れ合う機会、それが毎年6月に開催される大潟かっぱ祭りです。今年は6月1日と2日に行われます。
作品名「ちょっと ひといき」
これは、現代にカッパを伝えるために働いているカッパが一休みしている様子です。どんな想いで作られた像なのかはQRコードを読み取ってみてください。
作品名「ひるねのしあわせ」
日なたで「こうら干し」をしている様子。気持ちのいい自然のなかで、お昼寝は最高の幸せ。来園者にも、カッパたちとくつろいでもらいたいと思いで作られました。いかにも気持ちよさそうに昼寝をしています。
作品名「ようこそ」
久原さん一押しのカッパはこちらです。普段は池の中で暮らしていますが、人間と友達になりたい人懐こいカッパをイメージして作られた作品です。口の中には小さなカッパが…現地に来て口の中を覗いてみてください。
大潟水と森公園はカッパだけではなく自然が豊かな公園、こんな見どころもあります。
ミツガシワ
これはミツガシワという植物です。4月の下旬に開花し白い花を咲かせます。海抜の低い場所で見ることができるのは珍しいということです。見ごろは5月の下旬までです。
カキツバタ
カキツバタは絶滅危惧種の1つです。公園としても保全しながら花を楽しめるよう整備しています。咲き始めは5月ぐらいで見ごろは6月までです。
アジサイ
6月にはアジサイも咲き誇ります。サクラ、ミツガシワ、カキツバタ、アジサイと花のリレーも見どころの一つです。
季節の植物を楽しみながら、カッパに癒される大潟水と森公園。カッパ像は全部で18体。今回紹介したのはほんの一部です。GWにカッパ探しはいかがですか?いつもと違った発見があるかもしれません。
大潟水と森公園 久原泰雅さん
「5月5日には『こどもの日まつり』があります。色々イベントをやりますのでお越しいただいて楽しんでもらえれば」
施設情報
新潟県立大潟水と森公園
■住所:上越市大潟区潟町1381
■電話:TEL 025-534-6190
■営業時間:炊事棟9:30~16:30 ※12月〜3月利用休止
休憩施設 9:30〜16:30 ※11月頃〜3月頃 9:30〜16:00
■ホームページ ※ホームページからもカッパ像の解説を見ることができます
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