2024年01月24日 11:35更新
歩道がなくても子どもたちに安心して歩いてもらおうと上越市立和田小学校近くの道路に通学路であることを示すグリーラインなどが整備されました。
和田小学校近くの通学路には歩道がありません。また路肩はあるものの狭いため児童1人がやっと歩けるほどの幅しかありません。
こうした中生徒に安心して歩いてもらおうと道路が2900メートルほどにわたり補修されました。具体的には路側帯が通学路であることを示す「グリーンライン」が560メートルほど引かれました。
また、消えかかっていた車道と路側帯を区切る線2300メートルほどと、路面の表示「速度落とせ」が4か所塗り直されました。
上越市によりますと登下校の時間帯でもスピードを出して走行する車が多く児童が安全に歩けるよう住民から道路を補修するよう市に要望が上がっていました。
こうした状況を受け県内の建設会社などで作る一般社団法人「新潟県交通安全施設業協会」が去年10月から1か月ほどかけて補修を行ないました。
22日(月)は協会の関係者が中川市長のもとを訪れ、補修が終わったことを伝えたとともに目録を贈りました。
中川市長は「これで児童も安心して通学できる。ありがとうございました」と感謝を述べました。
協会では県内の子どもたちが安心して歩けるよう、昭和61年から道路の補修作業を行なっています。協会上越地域の道路を補修し目録を贈るのは今回で6回目です。
一般社団法人新潟県交通安全施設業協会 本間誠也会長
「必要なものを見て県民や役所と寄り添い安全対策をしていくのが大事。どう効果的にやれるかを協議しながらやっていく」
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