2024年01月14日 16:59更新
13日(土)、14日(日)の2日間、上越地域の多くの町内で小正月行事「さいの神」が行われました。
今月1日の能登半島地震で津波による被害があった上越市港町1、2丁目町内では14日にさいの神が行われ、災害のない1年になるよう願いを込めて地域の人が集まりました。
上越市港町1・2丁目のさいの神には町内から80人ほどが集まりました。会場に作られた高さ5メートルほどの御神体には、藁や竹のほか住民が持ち寄った正月飾りや書初めがくくりつけられました。
火を点けたのは年男、年女の4人です。
海が近い港町では風の影響でさいの神が中止になる年もありました。今年は前日の13日の予定でしたが、雪の影響で翌日に延期されました。また火事に備えて毎年地元の消防団が火の管理を行っています。
住民たちはスルメを焼き今年1年の健康と幸せを願っていました。
点火した住民
「今年がいい年になればと思いながら点火した。」
「(点火したとき)火が近くて熱かった。今月に誕生日があるので楽しみ。頭の良い12歳になりたい。」
住民「(今年は健康に気を付けたい。健康でないと仕事もできない。」
「今年もみんなで集まれて楽しい。受験があるので勉強を頑張りたい。」
港町1・2丁目町内会 小山良和副会長
「(正月に)災害があり初めての津波だったが、けが人が出なかったのはほっとしている。穏やかな1年になるよう、町内で災害がないよう願っている。」
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