2024年01月13日 14:46更新
雪国ならではの恵み!
上越市頸城区で雪の下で育ち、甘みを増した「雪下野菜」の収穫がはじまっています。
雪の中から掘り起こされたのはキャベツです。
雪下野菜は、秋に収穫する野菜をあえて収穫せず、冬の間、雪の中で寝かすことで野菜が寒さから身を守ろうと糖分を貯え甘みが増すと言われています。
上越市頸城区矢住にある平野圭祐さんの畑です。およそ50アールの畑には、キャベツ、ネギ、ダイコン、ハクサイが育てられています。
雪は12月下旬から降り、11日(木)は、今シーズン初めて雪下キャベツを収穫しました。畑に積もっている雪は15センチほど。平野さんは、一つひとつ手作業で雪を掘り起こて収穫し大きさなどを確認していました。
平野圭祐 さん
「雪の中に入っていたおかげで甘みが増してみずみずしいキャベツが出来た。」
平野さんによりますと、キャベツは去年の猛暑で植える時期が1か月ほど遅れたことや秋の長雨によって実の大きさに違いが出るなど生育に影響が出ました。しかし、その後、水管理を徹底し適度に肥料を与えるなどしたことで例年と変わらない味のキャベツに育ったということです。
平野圭祐 さん
「オススメの食べ方は千切りキャベツ。最初はキャベツの美味しさを味わってからドレッシングなどをかけて食べてもらえると嬉しい」
雪下野菜は、上越市大道福田にあるあるるん畑で2月末ごろまで販売される予定です。
あるるん畑 亦野潤一 店長
「上越の雪は湿度が高く重い。湿度が野菜をみずみずしく甘くしてくれる。上越ならではの味覚として味わってほしい」
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