2017年10月13日 14:30更新
保育園や幼稚園に通わない子どもの母親を対象にした子ども広場が12日、上越市春日新田のJAえちご上越・有田支店にこの日限定で開設された。JAとしては初の取組で、今後も続けていく方針だ。
JAえちご上越の支店は、上越市と妙高市に20か所以上あり、各支店では、地域の特色や要望を取り入れた活動が進められている。このうち有田支店は、若い人たちが訪れるきっかけをつくろうと、会議などに使われる部屋におもちゃなどを置いて、子ども広場として開放した。
この日集まったのは19組の親子で、子どもとの触れ合いや子どもといっしょにできるダンスをした。上越市と妙高市にあるJAのうち、施設の一部を子ども広場として開放するのは有田支店が初めて。子育てに追われる母親に息抜きをしてもらおうという思いもあり、参加者は親子の絆を深めていた。
参加した母親は、「親子でダンスをする機会がないため、とても楽しめた」「子育てにストレスを感じることがあるが、気分転換になった」と楽しんでいた。
子ども広場が設けられたのはこの日だけだが、有田支店では今後も続ける方針。企画した有田支店の白浜友博さんは「ママ友ができて、交流を深めてもらえれば。ほかの支店でも子ども向けのイベントが広がってほしい」と手ごたえを感じていた。
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