2017年09月23日 05:40更新
上越海上保安署はこの夏にサザエ等の密漁者の集中取締を実施した。その結果20人を検挙。密漁者が捕獲した獲物はサザエやアワビなど約129㎏におよんだ。
上越海上保安署では、毎年夏に漁協などからの要請を受けて、密漁者の取り締まりを行っている。今夏も7、8月に実施した結果、漁業法違反の疑いで密漁者20人を検挙した(県内在住7人、県外在住13人)。漁獲物はサザエ955個、アワビ11個、岩がき153個の計1119個で重量は129.7㎏だった。
上越海上保安署によると取締のエリアは糸魚川から柏崎までの海上。特に密漁者が多かったのは国道沿いに車がとめやすく、浅場に岩場がある上越市名立区の鳥が首周辺だったということ。
密漁者が採捕した漁獲物は水産資源保護の観点から、すべて海に戻された。
漁業法では漁業権又は漁業協同組合の組合員の漁業を営む権利を侵害した者に、20万円以下の罰金が科せられることになっている。
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